
▼実家の物置で「鳳凰」の描かれた100円玉を発見! 昔のお金は今も使える? 高く売れる場合もあるの?
聖徳太子の1万円とは? その価値は?
今まで日本の紙幣には数多くの人物が登場していますが、中でも聖徳太子は日本のお札に最も多く登場した人物です。
聖徳太子は1930年に発行が始まった「乙百円券」に初めて採用されて以来、戦前2回、戦後5回の計7回もお札に登場しています。聖徳太子はいずれも発行当時の最高額券に採用されているため、「聖徳太子=高額のお札」というイメージの人も多いのではないでしょうか。
そんな聖徳太子の1万円札ですが、現在の価値はどれくらいなのでしょうか? 結論としては、基本的には額面通りの価値しかありません。銀行に持ち込めば、通常の現行紙幣と交換できます。
高値で取引される可能性がある聖徳太子の1万円札もある
聖徳太子のお札に限りませんが、一部の紙幣は収集家の間で高値で取引されることがあります。
例えば、お札の記番号が「100000」「500000」といったキリが良い「キリ番」や、「123456」などの「階段」、「666666」のようなぞろ目、「600006」のような「サンドイッチ」といった特徴がある場合、希少価値が高いとされ、高値がつく可能性もあります。
ほかにも、印刷ミスや印刷ずれも高値がつくことがあるようです。