成人式は祖母から代々譲り受けた「振り袖」を着ました。周りの友人に驚かれたのですが、“おさがり”の振り袖を着る人は少ないのでしょうか?
成人を祝う節目のイベントである「成人式」で、「振り袖を着たい」と思う方は多いでしょう。   そこで本記事では、アンケート結果を基に「どのように振り袖を選ぶのか」を紹介します。レンタル・購入した際にかかる費用も解説しますので、成人式を控えるご家庭は、ぜひ参考にしてください。

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振り袖はレンタル? おさがり?

株式会社マイナビが18歳~20歳の女子大学生を対象に行ったアンケートでは、振り袖の利用予定は「レンタル」が最も多い結果となっています。アンケートの回答を表1にまとめました。
 
表1

振り袖の種類 割合
レンタル 49.8%
母や祖母からのお下がり 30.9%
購入 9.6%
親族からのお下がり 4.7%
姉からのお下がり 2.7%
その他 1.3%
まだ決めていない 1.0%

※株式会社マイナビ「今の成人式事情とは? 振袖の選び方や記念撮影etc.当日までの消費行動を大学生に調査!」を基に筆者作成
 
「レンタル」が約50%と最も多く、次いで「母や祖母からのおさがり」が約30%でした。「親族からのおさがり」が4.7%、「姉からのおさがり」が2.7%と、約40%の人がおさがりの振り袖を利用する予定のようです。
 
「購入」を検討している人は約10%とおさがりやレンタルから比べると少数です。成人式以降、振り袖を着る機会は少ないため、購入以外の方法を選んでいると考えられます。
 
なお、おさがりの振り袖を利用する際は、状態を確認しておきましょう。長い年月がたっている場合、シミや傷があるかもしれません。クリーニングや修繕が必要な可能性もあるため、早めにチェックしておくといいでしょう。
 

振り袖にかける費用はどれくらいか