
▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
将来的に料金所がすべてETC専用になる予定はある?
高速道路の料金所には「一般」「ETC専用」「一般/ETC」の3つが設けられているケースがあるでしょう。このうち、一般(ETCを利用しない車用)を含む料金所は、将来的になくなってしまう可能性があると考えられています。
首都高速道路では、令和7年度中までに約9割の料金所をETC専用にする計画が打ち出されているようです。もしETC専用の料金所だけになってしまえば、現金払いでの通過はできなくなる可能性が高いでしょう。
NEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)でも、令和5年4月に11料金所がETC専用料金所に変更されています。該当する料金所はETC車載器を装着していないと通過できません。このことから、今後はETC車載器の装着が必須になる可能性が高いとも考えられるでしょう。
ETCの利用率はどのように推移している?
ETCの利用率は、年々増加傾向にあるようです。令和6年10月の段階では、高速道路を利用する車の95%がETCを利用しているとのデータも出ています。
エリア別で見てみると、首都高の利用率が98.4%と高い割合を示しています。最も割合の低いNEXCO西日本でも93.6%と、平均の数値から大きく離れてはいません。
車種別の利用率では、中型車以上のETC利用率が98.3%となっています。首都高に至っては99.4%と100%に近い割合となっていることも、注目すべき点でしょう。