浄水器のカートリッジは「交換時期」を過ぎて変えたらどうなる?使用頻度が低いなら長く使用しても問題ない?
「浄水器のカートリッジは、交換時期を過ぎたらどうなるの?」と疑問に思う方もいるでしょう。一人暮らしで浄水器の使用頻度が少ない場合は、「交換しなくても大丈夫なのでは」と考える方もいるかもしれません。   しかし、交換時期を過ぎると、水質が劣化するリスクもあるため注意が必要です。そこで本記事では、一人暮らしの方が浄水器のカートリッジを交換する、ベストなタイミングをご紹介します。交換にかかる費用も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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浄水器におけるカートリッジの交換時期

浄水器におけるカートリッジ交換の目安ですが、メーカーが指定している時期や水の流量を守る必要があります。カートリッジを本体に入れたままにしておくと、雑菌が発生する可能性が高いため、早めの交換がおすすめです。
 
交換のタイミングですが、浄水器から出る水の切れが悪くなったときがよいとされています。水の出や切れが悪くなるのは、フィルターに目詰まりが発生している証拠です。このような状態が現れると適切な浄水が行われないため、早めに交換する必要があります。
 
さらに浄水型ポットの場合は、週に1~2回程度、水受け部分の洗浄が推奨されています。一人暮らしでたまにしか使用しない場合も、定期的に掃除すると安心でしょう。
 

カートリッジの交換にかかる費用

浄水器のカートリッジ交換にかかる費用は、メーカーや使用頻度によって異なります。ここでは、1日10リットルの水をろ過した場合の交換時期が「1年」とされる、7700円のカートリッジの、1ヶ月当たりの費用を計算します。
 
メーカーが発表している通りに、1日10リットルの水をろ過して使用する場合、1ヶ月にかかる費用は約640円です。
 
一方、一人暮らしで1日2リットル程度しか水をろ過しない場合は、カートリッジの交換は5年に1度で済み、1ヶ月当たりの費用は約130円となります。
 
浄水型ポットのカートリッジも、メーカーによって交換時期は異なります。ここでは、150リットル使用ごとに交換が推奨されているカートリッジの例を見てみましょう。1個1070円程度のカートリッジにかかる費用を、一人暮らしの想定で計算します。
 
浄水型ポットのカートリッジで1日2リットルの水をろ過した場合は、2.5ヶ月に1度交換する必要があります。その場合にかかる費用は、1日当たり約14円です。1ヶ月に換算すると、約420円かかることになります。
 
ただし、ここでご紹介した費用や交換の時期は、あくまでも目安です。実際には、使用するカートリッジの種類や利用頻度に合わせてください。
 
また、浄水器のカートリッジは水に触れたままのため、雑菌が発生しやすい傾向にあります。雑菌の発生を防ぐためには、使用頻度にかかわらず早めに交換しましょう。
 
使用していて最初の頃よりも水の出や切れが悪くなった場合は、交換の目安となります。
 

カートリッジを長く使用する方法