
▼エアコンを「10時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 電気代を抑える方法も紹介
加湿器の電気代の目安は、タイプによって異なる
加湿器の1時間あたりの電気代は、次の式で計算可能です。
・消費電力(ワット)÷1000×1キロワットアワーあたりの電気代単価(円/キロワットアワー)
「1キロワットアワーあたりの電気代単価」には、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の定める、2025年1月時点での目安単価「31円/キロワットアワー(税込み)」を用います。
なお、加湿器には複数のタイプがあり、消費電力もそれぞれ異なるようです。具体的には、次の4タイプがあります。
・気化式(約3~約30ワット)
フィルターに含ませた水を、ファンの風で気化させるタイプ
・超音波式(約20~約30ワット)
超音波の振動を水面に伝え、細かな霧を発生させるタイプ
・スチーム式(約120~約270ワット)
水をヒーターで加熱し、水蒸気を発生させるタイプ
・ハイブリッド式(約10~約200ワット)
水を含ませたフィルターに、ファンとヒーターで温風を送って気化させる、もしくはお湯を霧状に噴出させるタイプ
目安消費電力を上記の式に当てはめると、1時間あたりの電気代は次の通りです。
・気化式:約0.09~約0.93円
・超音波式:約0.62~約0.93円
・スチーム式:約3.72~約8.37円
・ハイブリッド式:約0.31~約6.2円