状態が良い中古の「オイルヒーター」を見つけました。エアコンの暖房を使っているので電気代が高いのですが、オイルヒーターに替えたほうが電気代は安くなるのでしょうか?
近年は冬の寒さが激しくなっており、暖房器具が必要不可欠といえます。暖房器具の代表的なものはエアコンですが、中にはオイルヒーターを使っている方も少なくないでしょう。   オイルヒーターにはエアコンの暖房機能にはないメリットがありますが、気になるのは電気代です。   本記事では、オイルヒーターとエアコンの暖房機能を比較しつつ、オイルヒーターのメリットとデメリットなどを解説します。

▼「オイルヒーター」は暖かいけど、電気代が大変なことに! 1ヶ月でいくらかかるの?

エアコンの暖房機能とオイルヒーターの電気代比較

エアコン利用時における1時間当たりの電気代は、消費電力を1000で割ったものに電気料金単価をかけることで求められます。なお、この計算方法はエアコンだけでなく、さまざまな電化製品の電気代を算出する際に利用できます。
 
ただし、エアコンの消費電力は、機種や設定温度、部屋の大きさなどによって異なる点に注意が必要です。消費電力はエアコン本体や取扱説明書、メーカーの公式サイトなどに記載されているため、電気代を把握する際には確認してみてください。
 
仮にエアコンの暖房利用時の消費電力を500Wとした場合の電気料金単価を、公益社団法人の全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価である31円/kWhとして計算すると、1時間当たりの電気代は15.5円です。なお、1日8時間同じ消費電力でエアコンを使用した場合、1ヶ月当たりの電気代は3720円です。1ヶ月は30日として計算しています。
 
また、オイルヒーターを500Wで1日8時間、1ヶ月利用した場合の電気代は3720円となります。
 
オイルヒーターは暖まるまでに時間がかかるため、長時間使用することもあるでしょう。また、部屋を暖めるために多くの消費電力を要することから、エアコンの暖房機能よりも電気代が高くなる可能性が高いです。
 
エアコン以外の暖房器具と比較しても、オイルヒーターの電気代は高くなるケースが一般的です。
 
ただし、あくまで環境や製品によります。
 

オイルヒーターのメリットとデメリット