80代の母が勧誘の電話に出てしまうので「固定電話」を解約したいです。いまどきデメリットってあるのでしょうか?
スマートフォンやインターネットの普及に伴って固定電話利用者は減少傾向にありますが、高齢者を中心に現在も利用を続けている家庭もあるでしょう。もっとも、詐欺や勧誘電話のリスクが増大している昨今で、実家の固定電話を解約したいと考える方は少なくないでしょう。   本記事では、固定電話の解約に伴うメリットやデメリット、迷ったときの代替手段を紹介します。

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固定電話を解約するデメリット

固定電話を解約すると煩わしい勧誘電話から解放されるメリットがある一方で、デメリットもゼロではありません。高齢者の方がいる家庭やビジネス利用で固定電話を活用している場合には、大きな影響をおよぼす可能性があります。ここでは、固定電話を解約するデメリットを2つ紹介します。
 

よく電話する人は通話料金が高くなる

固定電話を解約すると、代替手段として携帯電話を利用する機会が増えるでしょう。長時間の通話が必要な場合、携帯電話の通話料金が固定電話より高くつく可能性があります。
 
例えば、親しい人との頻繁なやりとりが必要な場合に、通話料金が大幅に増えることもあります。そのため、解約を検討する際には、現在の利用状況をもとにシミュレーションを行い、月々の費用がどれぐらい変化するかを把握しておくことが大切です。
 

FAXが利用できなくなる

固定電話を解約すると、同時にFAXも利用できなくなるケースがほとんどです。ただし、インターネット回線を利用した「インターネットFAX」という選択肢も存在します。
 
このサービスを活用すれば、FAXの送受信がパソコンやスマートフォンでできるため、固定電話がなくてもFAXの利用は継続できます。よくFAXを利用する人が解約を考える際は、インターネットFAXの導入も視野に入れるといいでしょう。
 

固定電話を解約するメリット