東京で「冬タイヤ」の用意は必要? 年に一度しか雪が降らなくても、用意すべき? 走行時の注意点も解説
雪の多い地域では、冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)への交換は常識といってもよいでしょう。しかし、東京のように雪がほとんど降らない地域では「雪が降らないのなら、冬タイヤをわざわざ用意しなくてもよいのでは?」と考える人もいるかもしれません。冬タイヤが必要なのはどのような状況なのでしょうか。   本記事では冬タイヤが必要な状況、安く購入する方法、冬タイヤを使う際の注意点などを解説します。

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冬タイヤはどんなときに必要?

冬タイヤは雪道や凍結路を走るときに必要です。ノーマルタイヤで雪道や凍結路を走ると「発進できない」「曲がれない」「止まれない」可能性が高く大変危険です。坂道などで立ち往生したり事故を起こしたりすると、周りにも大きな迷惑をかけることになります。
 

雪がほとんど降らない地域でも冬タイヤは必要?

東京のように雪がほとんど降らない地域では、冬タイヤは必要ないと思うかもしれません。しかし、雪が降らなくても道路が凍結するときがあります。
 
一般的に気温が3度以下になると、路面は氷点下を下回る可能性があります。特に、橋の上や日陰などは凍結しやすいため注意が必要です。
 
したがって雪がほとんど降らない地域でも、凍結路を考慮すると冬タイヤは必要です。雪が降った日や気温が下がった日には車を運転しないのであれば、冬タイヤなしでもよいかもしれませんが、少しでも運転する可能性があるのなら、冬タイヤを購入しましょう。
 

冬タイヤを安く買うには

冬タイヤの値段はどのくらいなのでしょうか。価格はタイヤサイズによってさまざまです。例えば、トヨタカローラなどで使われている「195/65R15 91Q」であれば、1本1万円前後(4本で約4~5万円)が相場のようです。
 
相場よりも安く購入するには、セール時などをねらうとよいでしょう。特にシーズン終わりの在庫処分セールで安く売られている場合が多いためおすすめです。
 
冬タイヤはネットショップでも購入できます。実店舗よりも安く購入できるケースが多いものの、送料や脱着工賃などを考えるとかえって高くなる場合もあるため注意が必要です。
 
ほかにも、海外メーカーや中古品などを選べば安く購入できるかもしれません。しかし、冬タイヤは自分や同乗者の命を預ける重要な部品のため、性能や寿命をよく考えて購入することが大切です。
 

冬タイヤで走行する際の注意点