
▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
新幹線の定期券制度
新幹線定期券には「FREX(通勤用)」と「FREXパル(通学用)」の2種類があり、「こだま」「ひかり」「のぞみ」の自由席への乗車が可能です。しかし「のぞみ」はゴールデンウィークやお盆、年末年始は全席指定席になるため、その期間はデッキなどに乗車しなければなりません。
新幹線で購入した区間内であれば、在来線の普通電車も利用できます。特急列車や急行列車は、別途自由席特急券や急行券を購入することで、普通車自由席への乗車が可能です。
新幹線の定期券は1ヶ月と3ヶ月の2種類しかなく、6ヶ月定期券の販売はありません。また、新幹線定期券が購入できる区間なども定められているため、事前確認が必要です。
新幹線の定期券はどのくらいかかる?
地方から東京駅までの新幹線通勤を想定し、少し距離がある主要駅と東京駅間の新幹線通勤定期「FREX(通勤用)」の料金を表1でご紹介します。東京と長野間は1ヶ月17万9370円かかるなど高額です。
表1
区間 | 1ヶ月用 | 3ヶ月用 |
---|---|---|
東京~小田原 | 7万3930円 | 21万710円 |
東京~熱海 | 8万6990円 | 24万7960円 |
東京~三島 | 9万3930円 | 26万7690円 |
東京~軽井沢 | 12万7370円 | 36万3050円 |
東京~那須塩原 | 13万2120円 | 37万6550円 |
東京~静岡 | 13万6330円 | 38万8590円 |
東京~長野 | 17万9370円 | 51万1160円 |
東京~豊橋 | 20万5060円 | 58万4410円 |
出典:東日本旅客鉄道株式会社「ネットde定期券」での検索結果、東海旅客鉄道株式会社「新幹線定期券「FREX(通勤用)」・「FREXパル(通学用)」」より筆者作成