
▼子ども名義の口座に「月3万円」ずつ入金してるけど、将来口座を渡すときに「贈与税」はかかるの? 非課税にすることは可能?
実家を相続するとどんな税金がかかるのか
実家を相続すると、固定資産税や都市計画税を毎年支払わなければなりません。これらの税金は1月1日時点の所有者に課税され、土地と建物それぞれの課税標準額に税率を掛けて税額が算出されます。
税率は市区町村ごとに決められ、固定資産税は1.4%が標準、都市計画税は0.3%が上限となっており、多くの自治体がこの税率を採用しています。ちなみに都市計画税は、すでに市街地を形成している区域および今後優先的かつ計画的に市街地化する「市街化区域」内の土地や家屋にのみ課税されます。
また、居住用建物の敷地に関しては、「住宅用地の特例」により、課税標準額は200㎡までの部分が6分の1、超えた部分は3分の1に軽減されます。同様に都市計画税の軽減措置も200㎡までの部分は3分の1、超えた部分は3分の2です。住宅である実家は、このような軽減措置が適用された上で課税されています。
図表1
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