「スーパージャングルバス」乗車体験

「スーパージャングルバス」は1時間半に1回ほどの間隔でツアーを行っており、筆者は2回目の回に乗車しました。2020年9月現在はコロナの影響で1回当たりの乗車人数を制限していることもあり、朝イチの予約にも関わらず、1回目はすでに満員。希望の回がある場合は、ぜひ早めに予約しましょう。

写真:かなたあきこ

乗車すると、まずエサやり体験の説明があります。一人にひとつ、ケースに入ったエサセットと火ばさみが用意されており、エサは↓の画像の上から「ライオン用の鶏肉」、「草食動物用のペレット」、「クマ用のリンゴとニンジン」です。クマは雑食で肉類も食べますが、より好むのはフルーツで、一番の好物はやっぱりハチミツだそう♪

写真:かなたあきこ

ガイドさんの解説を聞きながらマイカーと同様のコースを走り、「クマゾーン」のエサ場に着いた瞬間に、大型のクマがやって来ました。車の形状と独特な音の合図で「エサの時間だ」と分かるようで、クマがのしのしと近づいてきて、ためらいもせずに天井にジャンプ!

写真:かなたあきこ
写真:かなたあきこ

一気に獣臭さがただよい、すごい迫力です。エサやりの時は席から立って自由に歩き回ってOKで、天井の金網の隙間からエサを突き出すと、クマの方から寄ってきてパクリと食べてくれます。大きな口から牙が覗き、車内は大人も子供もキャーキャー大盛り上がりに!

写真:かなたあきこ

次の「ライオンゾーン」では、マイカーが入れないオフロード地帯がエサ場になります。ルートを外れてサバンナの奥地に分け入っていくような感覚も、「スーパージャングルバス」ならではの体験。こちらでもやはりすぐに、オスメス両方のライオンが数頭エサを食べにやってきました。

写真:かなたあきこ

車外から見たイメージはこんな感じ↓です。まるでライオンに襲いかかられているようですが、しっかりした金網に守られているので、大丈夫。しかしやはり目の前で吠えたり、エサを争って噛みつき合いをしたりする様子を見ると、クマへのエサやり以上のスリルを感じます。

出典:flickr.com

骨付きの鶏肉をあげると、ボリボリと咀嚼しながらあっという間に食べてしまい、迫力満点!小さなお子さんは怖くてあげられないこともあるかもしれませんので、大人が代わってあげてください。キラリと金色に光るオスライオンの眼をこんなに間近で見られるのも、なかなかない経験です。

写真:かなたあきこ
写真:かなたあきこ

ドキドキの猛獣へのエサやりを終え、コースの後半は草食動物ゾーンなのでゆったりした気分で楽しむことができます。キリンゾーンではガイドさんが葉っぱの束を車外に突き出してくれるので、それを目当てにやってきたキリンの可愛いお顔を、アップで激写することができます。

写真:かなたあきこ
写真:かなたあきこ

最後のエサやりはラクダです。長い舌でからめ取るようにペレットを食べる様子は、どこかユーモラス。ガイドさんは、終始詳しくそれぞれの動物の特徴などを説明してくれるので、マイカーで回った時よりもより深く動物について知ることができ、充実した60分間のツアーです。

写真:かなたあきこ

【スーパージャングルバスでサファリゾーンを回る場合のポイント】
◆料金:一人2,100円(小学生以上)
◆所要時間:約60分
◆動物へのエサやり:可(ライオン、クマ、ラクダ、ラマなど)

①-3:サファリゾーンを「徒歩で回る」

サファリゾーンの3つ目の楽しみ方は、遊歩道を歩いて動物を観察する「ウォーキングサファリ」です。富士サファリパークでは、マイカーやジャングルバスが走るコースの外側を、ぐるりと取り囲む形で遊歩道が設置されています。草食動物ゾーンのあたりで道はショートカットしますが、クマ、ライオン、キリンなどの主要な動物はすべて見ることができ、エサやりも可能♪

写真:かなたあきこ
写真:かなたあきこ

「ウォーキングサファリ」の入り口は、おむつ替えや授乳ができる「マミールーム」の左手、道路を挟んだ向かい側にある三角の小屋。自由受付・自由出発なので、受付時間内であれば好きな時間に申し込んでOKです。ちなみにコース一周は約2.5kmあり、全部歩くには90~120分程かかり、エサやりも行うとさらに時間がかかります。余裕をもってスケジューリングすることをおすすめします。

写真:かなたあきこ

遊歩道は自然の山道のようなアップダウンがあり、トレッキングのような楽しさを味わえます。赤ちゃん連れの場合はベビーカーは使えませんので、抱っこ紐などを利用しましょう。

見晴らしの良い展望台は絶好のフォトスポット!

写真:かなたあきこ
写真:かなたあきこ

遊歩道の途中には「クマゾーン」などのゾーンごとに展望台が設けられ、じっくりと動物を観察することができます。車の中から窓ガラス越しでなく、静止した状態でゆっくりシャッターが切れるので、動物の写真を一番きれいに撮影できるのも「ウォーキングサファリ」の魅力ですよ。

半地下のエサやりポイント「ライオンロック」は必見

写真:かなたあきこ
写真:かなたあきこ

「クマゾーン」の先、「ライオンゾーン」には必見のエサやりポイントがあります。地下道の先に半地下の金網張りの空間・通称「ライオンロック」が設けられており、1回200円でライオンに直接エサをあげられるのです。エサは「ジャングルバス」と同様に骨付きの鶏肉(2個)になり、二重になった金網越しに棒を差し出す形で与えます。

写真:かなたあきこ

「ジャングルバス」のエサやりよりは少し距離が遠めになりますが、自分の差し出した肉を直接ライオンが食べてくれるというのは、なかなかのレア体験。小さなお子さんでも大人と一緒に行うことができますので、ぜひ貴重な思い出として体験してみてください。

裏技!「ライオンロック」からUターンもOK

「ライオンロック」を後にしてからも、チーターやゾウが見られたり、キリンやシマウマのエサやりができたりとお楽しみポイントはたくさんありますが、赤ちゃん連れなどで2.5kmのコースを歩ききるのは厳しい・・・という方もいると思います。そのような場合は、実は 「ライオンロック」からUターンして入口へと引き返すという裏技 もあるんです!

写真:かなたあきこ

正式なルートではありませんが、 「長く歩けないor時間がないけど、ライオンへのエサやりだけはしたい」 という場合は、この方法を試してみてはいかがでしょうか。ちなみにこの裏技を教えてくれた受付のスタッフさんによると、「ライオンロック」を過ぎて「チーターテラス」まで行ってしまうと、Uターンせず先に進んだ方が歩く距離が短くなるそうなので、Uターンする場合は「ライオンロック」を目安にしてください。

【徒歩(ウォーキングサファリ)でサファリゾーンを回る場合のポイント】
◆料金:一人500円(4歳以上、3歳以下は無料)
◆所要時間:約90~120分
◆動物へのエサやり:可(ライオン、キリン、シマウマ、ラマなど)

ちなみに「ウォーキングサファリ」には、ガイドさんと一緒に回るツアーも用意されており、詳しい解説を聞きながらの散策も楽しめます。