ミニマリストのキッチン収納術④家族持ちの場合の参考例
そうはいってもなかなかモチベーションがあがらないといったような時にぜひ参考にしたいのがミニマリストたちの本です。細々としたアイデアはもちろんのこと、片づけが成功すればこんな生活を楽しめる、と思うことが自分の迷いを消してくれることも。
実際にすっきりしたキッチンや家を手に入れることで生活がどう変わるか、ということを実践した先輩であるミニマリストたちの言葉には頷けることも多く、収納アイデアや断捨離の基準と合わせて自分のライフスタイルに置き換えて取り入れたいものばかりです。
ミニマリストのキッチン収納術④シングルの場合の参考例
どちらかというと家族住みのミニマリストが多い中で、シングル女子でごく普通のアパートに暮らしていてもここまで生活をすっきりできるのだという実例を示してくれる本。特にキッチンに関しては持っているモノの詳細やそれを使いまわすことでの実際の食事や暮らしぶりも紹介してくれているので、より自分のケースに当てはめやすいかもしれません。
ミニマリストのキッチン収納ココが気になる! ①食器
それではミニマリストたちの断捨離術や整理整頓術を見習ってポイントごとにキッチンをスッキリスリム化していくことを心がけるとして、まず1番の悩みとして挙げられるのが食器棚にあふれる食器の数々です。
特に料理が趣味という人でなくても、もらいものだったり思い出の品だったり、旅行先で気に入って買い求めた自分用のお土産陶器だったりして「めったに使わないのに所有している」食器の数は案外多いもの。
しかも普段の生活では使いやすい大きさや色形の食器はある程度決っていて、そうしたレギュラー使いの食器以外のモノは食器棚の死蔵品になりやすいものです。
そうした場合にはまず収納を考える前に断捨離を行うことが大切。食器は割れたり欠けたりしないかぎり、洋服ほど流行の変遷が激しくないことも手伝って、「使えるのに処分する」ことに後ろめたさを感じがちですが、棚の肥やしをいくらほうっておいたところで、すっきりキッチンにはたどり着けません。思い切った処分が大切です。
その上で吟味して残した食器を、これまでと同じように収納するのではなくフルに活用できるように収納することが大切です。
具体的には食器棚の中で食器をただ漫然と積み重ねるのではなく、種類や使用頻度に分けてきちんと分類収納するようにしましょう。その際、より全体を見渡しやすく収納するようにするのがポイント。
ついつい重ねた上の食器ばかり使ってしまったり、似たような食器を再度購入してしまうといった失敗も防ぐことが出来て一石二鳥です。
ミニマリストのキッチン収納ココが気になる! ②買い置き食品
独り暮らしだからそんなに品数や量は必要ではない、と思っていても震災などへの備えといった点からもまるっきりゼロというわけにはいかないのが買い置き食品です。また、お得だったから、とついつい大目に買い込んでしまうモノが多いのもこうした買い置き食品の特徴。
しかしいくら備蓄用であったり、お買い得品であってもいざという時どこにしまったかわからなくなったり、使い切る前に全て消費期限切れなどということになっては本末転倒です。
そうした買い置き食品のロスを防ぎ、ムダな量の断捨離をするなら、まず絶対に必要な量、をきちんと把握することから始めましょう。具体的には単身の場合、最低でも3日救援物資が届かなくても何とかなるくらいの水や食料は備えておくのがおすすめです。
また、それ以外の日常使いの食品の買い置きはダンボールや棚に入れっぱなしなどということはやめて、なるべく半透明など中身のわかる入れ物に種類別に分類して収納するようにしましょう。その際新しく買った食品は後ろに入れ、前の食品から順に使うようにすれば、新しい食品を先に開封してしまったというようなありがちなミスを防ぐこともできます。