生活のスッキリ感で人気のミニマリストですが、特に見習いたいのが毎日の生活の中でどうしても雑然とした感じに陥りやすいキッチン周りかも知れません。そこてせ今回は人気ミニマリストたちの実践術をベースに、スッキリと暮らせるキッチン収納についてのアイデアをご紹介します。
人気ミニマリストのキッチン収納はやっぱりスッキリ?
毎日の生活の中で、食品や容器、食器や調理器具、さらにはココにしか置けないということでキッチンに置かれることの多いゴミ箱などモノを持たない生活を心がけているつもりでも日々雑多なモノがあふれがちなのがキッチンスペースです。
その一方でキッチンは動線を確保しないとたちどころにその使い勝手が悪くなってしまうことの多いスペース。わかりやすく使いやすい収納でなくては家族からも不満が出てしまいます。
そこでそんな悩みどころの多いキッチンをよりキレイにコンパクトにするために必要な収納術をその道のプロというべきミニマリストたちのキッチンから学んでいきましょう。
ミニマリストのキッチン収納術① 本当に必要な分量を見極める
仕事から帰ってきたら息つく間もなく家族のご飯の準備という人だけでなく、独り暮らしであっても買い物から帰ってきたら「とりあえず」買ってきた食品やキッチン周りのモノをそのあたりに「仮置き」しておくという人も多いのではないでしょうか。
実はこの「仮置き」がクセもので、整理整頓する前にまた次に買ってきたモノをどんどん上に重ねてしまい、結局前に買ってきたモノがムダになってしまう原因となっていることが多いのです。
そうしたスペースとお金のムダを出さないためには自分が1週間に何をどれだけ必要とするかを大まかに把握して、それ以上を持たない、買わないようにするのが大切です。
そのためには1度キッチンの全ての収納を開けて、何をどれだけどこに自分が持っているかを認識するようにしなくてはいけません。普段使わない戸棚や引き出しなどに自分でも存在を忘れていたようなモノが眠っていることに驚かされるかも知れませんが、現実をきちんと見つめなおすのには必要不可欠なプロセスです。
ミニマリストのキッチン収納術② 捨てることへの罪悪感を減らす
全ての在庫を見直した時に出てくるムダなモノ。それら全てをゴミ箱行きにしてしまえば処理自体はカンタンかもしれませんが、なんとなくの罪悪感はぬぐえないものになってしまいます。
そうした後ろめたさをなくすためには自分にとって必要のないモノでも他の人にとっては価値あるモノかもしれないという点に着目して、フリマやガレージセールに出してみることをおすすめします。
調理家電などで未使用のモノや使用回数の少ないモノは買い取り店に引き取ってもらうのも良い方法です。換金率としては大した成果はなくても、キッチンスペースの確保と自分の罪悪感の減少の両方が手に入れば上出来です。
ミニマリストのキッチン収納術③ 断捨離は1度に徹底的に
クローゼットやリビングの断捨離なら、無理のない程度のペースで進めていくという方法もありますが、キッチンに関しては、食品などは日々在庫量も変わるものなので、いったん断捨離を決めたら一気に片付けたほうが上手くいくことが多いようです。
また使い勝手がよくなったことをすぐに実感できるのもキッチンならでは。ある程度の休みや時間が確保できたら勢いをつけて思い切りよく断捨離することをおすすめします。