◆焼き菓子など「柔らかい食べ物」で練習を始める

はじめの頃は、バウムクーヘンをきれいに切り分ける練習をしていました
はじめの頃は、バウムクーヘンをきれいに切り分ける練習をしていました
 2つ目のポイントは、ナイフとフォークの練習方法についてです。

 前編でもお伝えしましたが、最初からカトラリーを上手に扱える子どもなんていません。

 フォークやナイフの重さや役割を体得するためには、焦らないことが重要。肉や根菜類を切り離すことは力が要る作業で、大人でもスマートに口に運べる自信がない時があるくらいですよね。

 私の息子が3~4歳の時に実践していたのが、柔らかい焼き菓子を切り分けることでした。具体的には、バームクーヘンやマドレーヌ、フィナンシェ、カステラなどです。

 子どもが好きな食べ物であること、食べ物が安定しやすくナイフが入りやすいことを基準に、皿に乗せる食べ物を検討してみてください。