吊るせばラクって、本当はどうなの?
衣類を畳むのが面倒。だからハンガーに掛ける収納に、と考える方も多いのではないでしょうか?
吊るすことで、一目瞭然、欲しいモノが簡単に手に取れるようになりますが、そこで気を付けて欲しいのは吊るす「量」。
沢山の衣類を吊るしたら、ハンガーを左から右へ「さ~」っと移動させることは難しくなりますから、衣類を選びにくくなってしまいます。
そうなると、欲しい衣類を取り出すときには力も必要になりますし、取り出したくない衣類も一緒に引き出してしまう事になり、イライラの元になってしまうかもしれません。
吊るせばラクと思ってしまいがちですが、その時に吊るす事のデメリットもしっかり考えて、逆にストレスを生まないように、気を付けましょう。
美しい収納は使いやすい?
引き出しにぎっしりとモノが収まった風景は、見ているだけで気持ちよいですよね?
でも、使う時はどうでしょうか?
ぎっしりとモノが収まっている時には手を入れる空間もないかもしれませんから、「取り出す」というシンプルな事さえも、時間がかかる難しいことにしてしまっているかもしれません。
衣類を収納にうまく収める畳み方やくるくる巻いて靴下を収納するグッズ等、色々なテクニックを使って収納量が増えたり、きれいに見える方法等もありますが、そこには「手間」が潜んでいます。
自分がその手間をストレスに感じずにやっていけるか?まで考えていけると良いと思います。
種類分けすると、使いやすい?
文具には、ボールペン、シャープペン、マジック、カラーペンなど、書くモノだけでも、さまざまな種類がありますよね。
量にもよりますが、それらをひとまとめにしておくと、欲しいモノを探すのにちょっとストレスを感じる事もあるかもしれません。
そんな時には、「種類」で分けて収納する事をお勧めします。
ですが、「文具の書くモノ」として「ひとまとめ」に収納していた書くモノは、種類分けすることで持っている文具の種類分だけ収納するスペースが必要になっていきます。
お部屋の収納のスペースは限りがあるので、文具だけに引き出しをたくさん使う事は難しいでしょうし、使って戻すことも意識しなければならず、余計なストレスを生んでしまうかもしれません。
そう考えると、どのくらいの種類で分けるのが自分にとっても負担にならないか?を考える事が大事になるのではないでしょうか?
自分の基準が大事
毎日モノを使って戻す作業は、自分がやる事。
だから、人の基準で言われる「使いやすい」とか「便利」という言葉に振り回されず、自分はそれをやってみた時にどう感じるか?負担ではないか?何に気を付けばよいか?なんてことを考えて、いつでも自分が無意識でいられるように、自然にモノを出したり入れたりできる環境を作るようにしていきましょう。
それが結果、使いやすい心地よい収納に変化していくはずです。