――Gargoyleもいまや重鎮となったわけですが、若手から売れるためにどうすればいいんですか、のような質問を受けたりしますか。

KIBA:あんまりされることないですね。もしされても答えは知らないけど、バンドで例えば毎月生活できるだけを稼ぐんだったら、アルバムを何枚売って、ライブの動員は何人にして……。それらを5年後に実現させるのには、4年後にはこれくらい、3年後はこれ、2年後は、1年後は……じゃあ、今やらなくちゃいけないことは何なのか。

 こんなに話はするかもしれないですが、基本はしません。何かを言ってその子たちが売れなくても責任持てないですから(笑)

――今年の4月に渋谷で開催された「渋谷メタル会」という若手とベテランが入り混じったイベントに出演されましたよね。これまでのGargoyleだとあまりああいったイベントに出ることがなかったかと思うのですが、いかがでしたか。

KIBA:楽しかったですよ。確かにああいう直球のメタルイベントとかに声をかけてもらうことってほぼなかったんで嬉しかったです。