◆字幕版のクリス・パインも気になる?
なお、字幕版でマグニフィコ王の声および歌唱を担当するのは、『スター・トレック』(2009)や『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)などで知られるクリス・パインだ。
その歌唱を聞いてみると、福山雅治よりもだいぶ高い声であり、だからこそ良い意味で「軽薄」な印象が強く、吹き替え版でのマグニフィコ王とはまた別種の嫌らしさ(あるいは魅力)を感じることができる。吹き替えと合わせて、こちらも字幕版もぜひ楽しんでほしい。
<文/ヒナタカ>
【ヒナタカ】
「女子SPA!」のほか「日刊サイゾー」「cinemas PLUS」「ねとらぼ」などで映画紹介記事を執筆中の映画ライター。Twitter:@HinatakaJeF