④見送りついでに玄関を掃除する
「ついで掃除」4つ目のアイディアは、「見送りついでに玄関を掃除する」です。
玄関のたたきは、砂やホコリが溜まりやすく、掃除してもまたすぐ汚れるため、つい後回しにしがち。
そこで、家族を見送るついでや自分が出かけるついでに、玄関の床をサッと掃くだけで、砂やホコリを溜めず、玄関を清潔な状態に保つことができます。
このついで掃除も、ササっと短時間で終わりますが、続けることが大切。そのために、ホウキや掃除機などの掃除道具を玄関の近くに置きましょう。わざわざ取りに行かなくても良い環境にするのが、がんばらなくてもできる秘訣。
筆者は、コードレス掃除機のノズルを換えて使っています。家の顔である玄関が、いつでもキレイにしてあると気持ちいいですよね。
⑤トイレを使ったついでに拭く
「ついで掃除」5つ目のアイディアは、「トイレを使ったついでに拭く」です。
トイレは、いつでも清潔にしておきたい場所ですが、忙しくてつい掃除を怠ると、汚れが固まって落とすのに苦労したり、ニオイの原因にもなったりしますよね。
そこで、1日1回、トイレを使ったついでに、さっと便座や便器周りを拭くことで、常に清潔なトイレを保つことができます。また、汚れが固まる前に対処できるため、効率的でがんばらなくてもラクに掃除できますよ。
この「ついで掃除」も手軽にできますが、毎日することが大切。そのために、清掃用のウェットティッシュや除菌スプレーなどをトイレに常備しましょう。すぐ手に取れる場所に置いておくと掃除がさらに手軽になります。玄関同様、トイレも清潔にしてあると気分が良いですよね。
動線上に掃除道具を配置することからはじめよう!
今回は、がんばらなくてもキレイが続く「ついで掃除」アイディアを紹介しました。
5つのアイディアは、すべて日常動作のついでに短時間で効率的にできることばかりです。
ただ、このアイディアを実践するにあたって、みなさんに忘れずに押さえて頂きたい重要ポイントが「掃除しやすい環境作り」。掃除道具を動線上に配置しておく工夫は欠かせません。短時間で効率的な「ついで掃除」は、「続けること」で真価が発揮されるからです。
たとえば、浴室や洗濯機の近くにはティッシュやウェットティッシュを、洗面所には小さなタオルを。これらの道具を動線上やサッと手が届く場所に置くことで、日々の「ついで掃除」がグンとラクになり、習慣化しやすくなります。
がんばらなくても家をキレイに保つための第一歩として、まずは掃除道具の配置を見直してみましょう。忙しくても簡単に取り入れられる「ついで掃除」アイディア、ぜひ参考にしてみてくださいね。