◆1時間1万円のコンサル内容は?
講師仲間は「コンサルタント」というサービスを行っている人も多かったという。ところがこれまた感覚のズレなのだろうか。内容は、コンサルと呼んでいいのかわからないカジュアルさだった。
「講師仲間のAさん、Bさんと3人で食事に行ったときのことです。Aさんが『あなたはこんな色が似合うと思う』『こんな肩書にしてみたら?』『こんなアピールするといいよ』という話をBさんにしている。雑談だと思ったらそれ、1時間で1万円のコンサルだった。隣で私も聞いているし、なんなら店中に丸聞こえだし。しかも、その内容の薄さ……。
ほかにもありましたね。コンサルの指導内容が、かわいい写真を自撮りするとか、フェイスブックの友達を100人増やすとか」
「そうした指導にお金を払い合っているコミュニティにいる私は一体なにをやっているんだろう。違和感ばかりがふくれあがっていきました」
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