◆目の前で起こっている事件に、ママは知らん顔
しかし、その直後に問題発生。
幼稚園で開催される体操の習い事をすることになった吉本さんの娘。
習い事中は保護者の見学ができたのですが、Aちゃんはママが見ていない隙に他の子に手を出したり、靴を拾って投げたりとイタズラし放題。そしてついに吉田さんの娘にも。
「Aちゃんに強く叩かれ、泣いてわたしに駆け寄ってきました。さすがに目の前で起こったことなので、Aちゃんのママに言いに行こうとたのですが、その瞬間、Aちゃんが急に大泣きしはじめたんです。
そしてその迫真の演技のままママに駆け寄り『あの子に叩かれた!』と言い出しました。うちの娘に叩かれたと言いがかりをつけられたのです」
子ども同士のトラブルの際には親同士で事実確認したり、お互いにその場で謝ったりするものですが、Aちゃんのママはその演技を見て「痛かったね~、大丈夫?」と言ってそれっきり。トラブルの相手を探すでもなく、そのまま何事もなかったようにAちゃんを戻らせてしまったそうです。
被害に遭ったのは吉田さんの娘なのに、Aちゃんに濡れ衣を着せられて吉田さんは激怒。Aちゃんのママに直談判しに行きました。
「うちの娘は、違うと言っています」
事の顛末を話し、吉田さんが見ていた目の前でAちゃんに叩かれたと伝えると、Aちゃんのママは淡々と「でもうちの娘は違うって言っているので……。逆にそちらに叩かれたと聞いていますけど」と聞く耳持たず。
「うちの娘が濡れ衣を着せられたままでは納得がいきません。普段からAちゃんに叩かれたりされていることも含めて、できるだけ冷静に伝えましたが、無駄でした」と当時のことを振り返ります。
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