◆避けては通れない“看取り”との向き合い方も
季節は移り行き、やがて冬へ。そこには“看取り”も関わってきます。認知症という病気の特性上、避けては通れないことです。大事なことだから知っておきたいけれど、テキストで読むのはツラくて無理という人も、矢部さんの漫画なら、手に取りやすいのではないでしょうか。
重ねてになりますが、認知症への心の持ちようを変える、おすすめの1冊です。いつの間にか蓄えた知識のカードが、ふとした際に支えとなってくれるかもしれません。
※1 厚生労働省「1 R4百歳プレスリリース - 厚生労働省」令和4年9月16日
※2 厚生労働省「新オレンジプラン」「日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究」
<文・望月ふみ>
【望月ふみ】
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi