3:「紙の通帳」をやめていた
ここ1年ほど若い世代で1,000万円近く貯蓄したケースを見て気づいたことですが、ほぼ全員紙の通帳をやめてインターネット銀行やインターネットバンキングに切り替えていました。「通帳発行手数料」を設定する銀行が増えたこともその動きを後押ししているようです。
2021年7月現在の通帳発行手数料の相場は1,100円。通帳1冊に1,100円の手数料は利用者にとって大きな支出です。
しかし、インターネットバンキングなら通帳手数料は発生しません。そのような情報を知っている人が1,000万円を貯蓄できる人だといえそうです。
4:「利用頻度が低いクレジットカード」をやめていた
1,000万円貯蓄できる人は利用頻度が低いクレジットカードを持つことをやめています。
そもそも、クレジットカードを多数所持することには次のデメリットがあります
・使わないクレジットカードの年会費が無駄になる
・支払日や支払金額の管理が難しくなり支払遅延等のリスクが増える
・使うカードを分散するとポイントがたまりにくい
1,000万円を貯蓄できる人はそれをよく承知しており、年会費無料でも利用頻度が低ければ解約します。
また、使うカードを最小限に絞ってポイントを上手に貯め、支払い管理をきっちり行いながら支出をコントロールしています。
それができるかどうかも、1,000万円貯蓄できるかどうかの分かれ目となるでしょう。