◆転塾のタイミングは慎重に
これらの判断基準があると話す一方で「とはいえ、転塾のタイミングは慎重に選ぶこと」とも付け加えます。
「転塾のタイミングでおすすめなのは、夏休みです。通常のタイミングで転塾すると、1週間以上塾にいけなくなるときがあり、その間カリキュラムが消費され、取り戻すのに時間がかかります。夏期講習から新たな塾に参加すれば、そうした機会損失もありません。
また転塾先になじめるかといった不安を抱く親御さんも多いですが、ノーフォロー系の塾から面倒見が良くゆるい系の塾に行く場合は、カリキュラムは易しくなりますから、ついて行けると思います。子どものためを思って面倒見の良い個人塾や家庭教師1本を選択する家庭もありますが、お子さんに合っているならいい選択だと思います。ただ、そうした選択は上位校が狙いにくくなる点は、考慮しておきましょう」
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