◆数ある過激なセリフのなかでも異質な存在感
『不適切にもほどがある!』では過激な発言は珍しくないが、その中でもサカエの発言はあまりにも過激。「男性の同性愛者=女性からモテなかった非モテ男性」とドストレートに言っており、同性愛者をひどく否定するもの。
加えて、「モテない男性にはどれだけ馬鹿にしてもいい」という発言でもあり、あらゆる属性の男性を非難する内容と言っていい。
もちろん、サカエとしても未来のパートナーが同性愛者になると、キヨシが誕生する未来が失われる可能性があるため、ついつい口調が荒くなったのだろう。それでもやはり“家族愛”という言葉だけでは、素直に納得するには難しいほどエッジの効いたセリフだった。