◆女にモテなくて変なこと言い出しただけ
市郎とは真逆で、フェミニストの社会学者・向坂サカエ(吉田羊)と中学二年生の息子・キヨシ(坂元愛登)は2024年から1986年にタイムスリップしてしまう。サカエ親子は市郎の家に居候させてもらい、市郎の一人娘・純子(河合優実)と3人で暮らす。
徐々に昭和に順応していくサカエだったが、元夫でゆくゆくはキヨシの父親になる井上昌和(三宅弘城、中学時代は中田理智)と、キヨシと同じ中学校に通っていることを知る。サカエは昌和が未来の夫であることに気づくが、キヨシは一切気づかずに友達として昌和と仲を深めていく。
ある日、サカエはキヨシから告白されたことを聞かされ、サカエはキヨシと昌和が仲良くなることがマズいと思い、「女にモテなくて変なこと言い出しただけ」と必死に説得する。