◆もっとも身近かもしれない犯罪「ネットでひどい悪口を言う」

顔が見えないから、個人が特定されないから。言葉だけが横行するネットという世界に依存し、別人格を装って傍若無人にふるまう人がいます。直接危害を加えてないとはいえ、言葉は人の心を切り刻む刃にもなるのです。あげく、命を奪う事態になってしまったら…。

「ネットでひどい悪口を言うのは犯罪ですか?」。

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結論は「犯罪になる。最近、刑罰が厳しくなった」と本書が断言。「ネットでひどい悪口を言ったら、侮辱罪になる可能性がある」「侮辱罪は2022年に厳罰化され、懲役刑も科されるようになった」。そして「主犯だけでなく共犯も処罰される可能性が高まった」といいます。

誰もが気軽に自己主張できる時代だからこそ、発信は慎重に行いたいもの。憎しみを込めた言葉は、いずれ自分に返ってきてしまいます。見ず知らずの人の冷やかしや誘いに乗らず、愛ある言葉でSNSを満たしましょう。