前回のインタビューからそろそろ1年が経ちますが、その後MIKOLASさんは1stアルバム『ONE』と、さらに10月にニュー・シングル「DIAMONDS」をリリースしましたね。この1年でご自身の音楽性に変化は感じますか。
MIKOLAS:いい質問だね!結構変わったと思う。1stアルバム『ONE』のリリースまでには長い時間がかかったね。『ONE』はボーカリスト、ソングライターとしての僕の過去約6年間の総決算だった。だから6年前の曲も入っているよ。でも1枚アルバムが出せた今、僕は「過去の精算は終わったぞ」って感覚なんだ。
そして今、僕のサウンドは変わってきている。僕はひとつのスタイルに固執する必要もないと思っているし、進化するのが好きなんだ。すばらしい音楽こそがアーティストを進化させてくれる。2ndアルバムは今の僕を反映したものにするつもりだよ。ダークながら、ラップとポップスの親密なコンビネーションも明確に意識している。
さらにダンスミュージックの影響も反映させているよ。僕の音楽は生まれ育ったヨーロッパの音楽にも強い影響を受けているからね。ユーロビート、ユーロダンスといったジャンルの音楽は、日本の音楽にも影響を与えているよね。それらの要素を新曲でどう自分の音楽に落とし込めるか、実験的な挑戦もしているんだ。
前回のインタビューでは、日本でチーズウォーターを探したいと仰っていましたが、見つかりましたか?
MIKOLAS:(爆笑)
MIKOLAS:まだ見つかってないんだよ!今回のToDoリストには入ってるんだ。なんとか見つけて飲みたいな(笑)。でも日本を探検していると、どんどん新しいものが見つかるね。たとえばドン・キホーテはお気に入りの場所になったよ。時差ボケで眠れない夜、ドン・キホーテに行ってみたんだ。あんなところ見たことないよ!「刀が売ってるぞ!向こうには薬、食べ物もある。ブランド品もあればセクシーなオモチャのコーナーまであるぞ!これ全部が同じ店にあるなんてことある!?」ってみんなで楽しんだ。いい思い出になったよ。