実は日テレはSTARTO社のタレントを起用することに前向きで、同局の石澤顕社長はSTARTO社やSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の取り組みについて「着実に進んでいる」と評価している。実際、4月期のドラマで「セクシー田中さん」騒動の余波により急きょ制作された『街並み照らすヤツら』の主演にSixTONESの森本慎太郎が選ばれたり、5月からSixTONESの田中樹とtimeleszの佐藤勝利がMCを務めるトークバラエティ『あべこべ男子の待つ部屋で』がスタートしたりと、日テレとSTARTO社は蜜月状態だ。

 そうした背景から『24時間テレビ』のメインパーソナリティーがSTARTO社から選ばれるのではと騒がれており、その筆頭候補となっているのは2020年にSixTONESと同時デビューしたSnow Manだ。

 Snow Manは、メンバーのラウールがフジテレビ系の恒例番組『27時間テレビ』の目玉企画「ダンス大会」の応援サポーターを務めることが決まっており、ライバル局の大型特番を掛け持ちするのは難しいのではと噂されていた。しかし、STARTO社から『24時間テレビ』のメインパーソナリティーを選ぶとすれば「人気ダントツのSnow Manしかいない」との見方が業界内では大勢を占めている。SixTONESの『高校生クイズ』への出演決定で、その信憑性が強まったともいえそうだ。

 今年の『24時間テレビ』は例年よりもメインパーソナリティーの発表が遅れているが、STARTO社から選ばれることになれば世間からは反発の声もあるとみられ、物議を醸す可能性がありそうだ。