◆社会人になっても変わらないわがままぶりにヘキエキ
「大学時代からの友人A子は、常に自分がグループの中心にいないと気が済まないタイプ。しかも、ものすごい気分屋で、彼女に頼まれて予約したイタリアンのお店を『今日は気分じゃない』なんて言い出すことは日常茶飯事です。
待ち合わせの時間もいつも自分で決めるくせに平気で1時間2時間遅れるし、たまに私たちが遅れると5分10分でもネチネチ言ってくる。思い出しただけでも腹が立ってきます」
そう訴える麻倉美沙さん(仮名・27歳/証券会社)とA子さんは、もともと仲良しというわけではなかったとか。しかし、気がつけば自分たちの友人グループに加わっていて、リーダーみたいに振る舞っていたそうです。
「パッと見すごく愛想はいいし、コミュ力も高いから人の輪にすぐ入ることができるんです。でも、周りを値踏みして自分のほうが上だとわかった途端、ものすごいわがままキャラになるんです。
就職後もA子に誘われて合コンに参加したことがあるけど、私もグループのほかの友達も毎回引き立て役。男性陣の前で『この子は顔が地味だから』とか容姿のことをいつもディスられて、その場では笑ってやり過ごしましたが悔しくて家で泣いたこともありました。でも、A子に直接文句を言えるだけの勇気がなくて……」
そこまでA子さんが嫌なら、もう会わなきゃいいじゃん…と思いますが、なぜかその後も付き合いは続いていきます。