◆結婚相談所なのに、交際終了の理由すら聞いてくれない

当時のりあさんは婚約破棄後で自己肯定感がどん底だったこともあり、会いたい男性より会える男性を優先。結婚相談所に言われるがまま「料理上手」などの情報を自己紹介文に盛り込み、清楚系の写真で登録したところ、それなりにお見合いもできたそうです。

3か月後にはある男性と、お互いに相手を1人に絞った「真剣交際」という状態に進みます。ところがしばらくして相手からの連絡が減り、先方から一方的に交際終了の申し出がありました。

ベッドで悲しむ女性
「今思えば、お互い好きというより『こんなものなのかな』ぐらいで進んでいたとは思いますが、なぜ交際終了なのか理由くらいは知りたかったです。結婚相談所に確認してもらったら、相手側の仲人から『繊細な男性だから聞けないです』と返ってきてびっくりしました」

そこから結婚相談所に不信感を持ち、自分で色々と調べるようになりました。ある有名仲人が主宰するイベントに参加した際に「そこの結婚相談所はお見合い料が入る料金体系だから、成婚させるよりたくさんお見合いさせる方が儲かるようにできているよ」と言われ、ハッとしたそうです。

結婚相談所の言うことを鵜呑みにしないで、情報は自分で取りに行かなくてはいけないと思ったりあさん。そこから、夜な夜な婚活系ノウハウを探すようになりました。

言われてみればたしかにお見合い料が7000円もするため、気になる男性がいてもなかなか気軽に申込はできなかったそう。とはいえその件を指摘してきた有名仲人もアクが強くて、頼る気になれません。そこで結婚相談所をやめて、婚活パーティーへと戦場を変えました。