◆「思い出は記憶よりも、記録に残したい」という彼氏

「元彼はデートをするたびに、やたら“写真をとりたがる人”でした。二人の思い出にもなるから最初は嬉しかったけど、食事に行ってもカラオケに行っても、なにかとパシャパシャ撮っていて。

 そしてこっちの許可もとらずに、すぐにSNSにアップしちゃう。カレいわく、『思い出は記憶よりも記録に残したい』らしんですが……」

 志田さんが1年間付き合ったその彼氏と、「つい先日別れた」というタイミングで取材しました。

「とにかく撮る枚数が異常なんです。レストランでは食事を前に、納得がいくまでツーショットを何枚も撮るから、料理は中途半端に冷めて最悪。

 遊園地では撮影のためだけに良さげな場所を求めて、靴擦れができるほど歩かされる。『はい、ばんそうこう持ってるよ♪』ってデキる男でしょ? みたいなどや顔をされても、『そんなものいらないから、最初からこんなに歩かせるなよ!』って思っちゃう。

 結局、すべて彼の自己満なんです」