◆独占欲がだだ漏れ、若干モラハラの香りまで
峰子の言っていることを理解できずに目を丸くしている赤田をよそに、峰子は「比べる土俵が違うから勝ち負けもないってことでしょ?」「彼女とか嫁からは得られない栄養を、潮さんから得てるってことでしょ?」とエキサイト。
続けて、「わかるよ、男友達って楽だもん」「だから頭ではわかるの、理解はしてんの。こた君に潮さんが必要なのはわかってる」「でも自分のこととなるとさ、やっぱこた君のこと自分の栄養だけで育てたいもん」と主張。
そして、「何が足りないの? 潮さんにあって私にない栄養素、何?」「足りない分ちゃんと補って潮さんの要素を持った嫁になるから」と泣きじゃくった。
“栄養”という表現でマイルドにはなっているが、独占欲がだだ漏れしており、若干モラハラの香りを醸し出している峰子のこのセリフ。狂気さえ感じるが、どこか共感できる部分も含まれており、峰子の心情を察したくなる。