夫婦の会話がない
女性情報ポータル『Winet』によると、裁判所がまとめた離婚原因の第1位は男女ともに「性格の不一致」です。
「会話がないというだけで離婚のような大事になるはずがない」と考える人も多いかもしれません。しかし、「会話がない」という状態が起こるのは基本的に性格が合わないことが原因かもしれません。そのため、会話のない夫婦は、どちらか一方が性格の不一致を理由とした離婚を考えている可能性があります。
子育てや仕事に追われている若い時は、夫婦に会話がないことはそれほど気にならないかもしれません。しかし、50代になってお互い気持ちに余裕が出てくると、夫婦の会話がないことから、ふと「私たち性格が合わないかもしれない」と気づくことがあります。
すると、「性格が合わない人と一緒にいるのは苦痛」と感じ、やがては離婚に至ってしまう可能性があるのです。
セックスレス
50代になるとセックスやスキンシップがないという夫婦も多数存在します。ある女性情報サイトの特集では50代夫婦の70%がセックスレスという結果が出ています。
夫婦どちらかがセックスやスキンシップを求めていても、相手に拒絶されることで傷つき、孤独を感じて離婚を考えることもあり得ます。また、心の穴を埋めるために他に相手を求める可能性もあるでしょう。
セックスレスの夫婦は、相手の気持ちを考えずに一方的に誘いを断っていないか、今一度確認してください。
夫婦円満の秘訣は「思いやり」
子供が巣立って夫婦二人の生活になると、今まで気にならなかったことが気になったり、見えなかったことがよく見えたりするものです。だからこそ、お互い支え合いながら、優しい心を持つことが大切です。
自分本位な言動を繰り返していると、いつしか夫婦の仲は破綻してしまいます。子供が独立したあと、パートナーがいなくなったということにならないよう、言動には注意を払いましょう。
文・fuelle編集部