◆女性の起業に冷ややかな時代
エステサロンを開業し、最初は1日2人お客さんが訪れる程度でしたが、テレビ番組でとりあげられたことがきっかけで、地元で人気のサロンへと成長。さまざまな偶然が重なり「生かされている」と感じたのだとか。
「もともとは起業しようなんて全く思っていなかったので、自分でも行動に驚きでした(笑)。当時、事業の届け出をした時も『どうせ主婦の遊びだろう』というような扱いをされましたし、まだまだ時代的に男尊女卑があり、地域的にも女性の起業に対しての価値観がまだ薄かったなと感じます」(那賀さん)