◆バッタリ再会した同級生の結婚式二次会へ
「新婦のMちゃんは小中学校時代の同級生で、その間はずっと仲の良い友達でした。でも、別々の高校に進学した後は頻繁に連絡を取ることもなくなり、成人式で会ってもすれ違って軽く言葉を交わした程度。最後に会ったのは25歳の時に開催された同窓会で、その時はお互い彼氏と別れたばっかりなのがわかって、飲みながら『彼氏欲しい』みたいな愚痴を言い合った覚えがあります」
それから5年間、まったく交流がなかった渚さんとMさんでしたが、ある日の仕事終わりで家に帰る途中、電車の中でバッタリと出くわしたそうです。
「その時、Mちゃんは男の人と一緒でした。その人は同じ会社に勤めている同僚のKさんで、2年ほど前からお付き合いしていて、今度結婚することになったんだとか。その時に『2ヶ月後に結婚式をするから、二次会にぜひ来て欲しい』と2人に直接招待されたんです。お祝い事ですし、特に断る理由もないので行くことにしました」
大人になって縁遠くはなっていたものの、幼馴染とも言っていい間柄。これをきっかけに再び友人関係が復活するかもしれないと思いながら、渚さんはKさんとMさんの結婚式二次会へと足を運んだそうです。招待客は2人の会社関係者がメインだったそう。社内結婚ということもあり、かなり内輪で盛り上がっていたようです。