◆優しかった彼の性癖にドン引き
香澄さんと夫が出会ったのは、8年ほど前のこと。友達の紹介で出会った2人は意気投合し、交際。3年ほどの交際期間を経て、結婚することに。付き合っているときはとても優しく、デートの待ち合わせに1時間遅れてしまっても笑って許してくれました。
「普段のデートだけでなく、夜も優しかったです。身勝手なプレイなどは一切されませんでした」
ところが、結婚してから半年ほど経った頃、一緒に住みだしてから初めて出張に行った夫から意外なお願いが……。
「夜、ホテルにいる夫から『なんか寂しくなっちゃったから、俺のしてるところを見てくれない?』とLINEが来ました。なんだか気持ち悪いなと思ったけど、新婚ということもあり、強く断ることができませんでした」
テレビ電話の画面にドアップで映し出される、彼のモノ。それをひたすら眺めなければいけない時間は香澄さんにとって苦痛でしかありませんでした。
「卑猥な言葉を彼が言うので、それにただただ相づちを打っていました」
そんな香澄さんの態度を見た夫は、妻も楽しんでいるのだと勘違い。出張後に「ああいうの見るの、好きだったんだね」と、にやけながら告げてきました。
「私は好きじゃないよと伝えましたが、照れなくてもいいんだよと。まともに取り合ってくれなかった」