多くの人は、結婚式で新郎新婦以外が純白を身に着けることはマナー違反だと知っています。しかし、それ以外にも「一瞬で育ちが悪い」と認定されるマナー違反は多くあります。
この記事では、そのようなマナー違反を3つご紹介します。
1 結婚式に当日ドタキャンする
結婚式当日ドタキャンするのは重大なマナー違反です。それが許されるのは、身内の不幸などやむを得ない理由が生じたときだけです。
当日ドタキャンは新郎新婦に大きなダメージを与える
新郎新婦は招待状の返信をもとに結婚式の出席者を確定し、料理などの手配を行います。忙しい中でそれを行うのは大変なことです。
結婚式に当日ドタキャンする行為は、そのような新郎新婦の苦労を台無しにします。
また、当日ドタキャンした人に出すはずだった料理やその費用がムダになるなど、金銭的な損失も生じます。
さらに、当日ドタキャンが原因で出席者の間でさまざまな憶測が飛び交い、新郎新婦が精神的なダメージを受ける場合もあります。
結婚式への出欠連絡を絶対に忘れてはいけない
結婚式を台無しにしないためにも、招待状を受け取ったら絶対に出欠の連絡を忘れてはいけません。
通常は、招待状の返信はがきに「〇や消去線」で出欠席の意志を示す記述を行い、その後速やかに返信はがきを新郎新婦に送ります。
また、やむを得ない理由で当日出席できなくなった場合は、それが発覚した時点ですぐ新郎新婦に連絡するのが鉄則です。
出欠席の連絡が早いほど参列者の調整がしやすくなり、新郎新婦のストレスを小さくできます。
2 泥酔するほど飲んで醜態をさらす
結婚式で泥酔するほどお酒を飲んで醜態をさらすのも、育ちを疑われるマナー違反です。
筆者が参加した結婚式では、以下の「お酒で醜態をさらす人」に遭遇しました。
・卑猥なヤジを飛ばす人
・大声を出す人
・周囲にアルハラする人
・新郎新婦がともすキャンドルにいたずらする人
結婚式で以上の行為があると、まちがいなく他の出席者からひんしゅくを買います。また、醜態がひどい場合は式場から強制退去を命じられるケースもあります。
そのような人の多くは、もともと酒癖が悪い傾向があるのではないでしょうか?その場合は、結婚式では極力飲酒を控え、新郎新婦の晴れの舞台を台無しにしない配慮が必要です。