◆2.アイコンタクトとお辞儀の回数
スクールにいらしている生徒さんを見ているとよくわかります。上手なアイコンタクトができない方が大勢いらっしゃるのです。そのうちの大多数は恥ずかしさや人見知りが原因。このような方々は、なるべく相手の顔や目を見ないようにするため、また、向かい合った際の「間」を持たせることが苦手なために、幾度もお辞儀をなさってごまかそうとしてしまう傾向にあります。
挨拶時には、複数回のお辞儀は必要ありません。しっかりしたアイコンタクトを備えた美しいお辞儀でしたら、頭を下げるのは1回、もしくは2回で十分なのです! さて、これまでのあなたはお辞儀、何回していたでしょう?
また、このように恥ずかしい、苦手ということが理由ではなく、ただ単に人の目を見ないのが癖の場合もあります。癖というのは自分では本当に気がつきにくいもの。ぜひ、普段のアイコンタクトの長さ、頻度、強さ……などをこの後お会いする方との挨拶時に、客観的に確認、検証してみておいてください。