『風の谷のナウシカ』のモデル①フンザ村(パキスタン)
『風の谷のナウシカ』のモデル地として有力視されているのは、パキスタンにあるフンザ村。
フンザ村は、緑豊かな果樹園やオアシス的な田園風景から「桃源郷(シャングリラ)の村」ともいわれる場所!
6,000~7,000m級の高山岳に囲まれた土地で、そこに暮らす人々は農業をしながら質素な暮らしをしています*
『風の谷のナウシカ』のモデル地は、スタジオジブリから正式に好評されているわけではありませんが、このフンザ村の雰囲気が1番「風の谷」に似ているといわれています**
フンザ村には民族衣装を着た住民が多いとの情報もあり、その点も風の谷のようですね。
『風の谷のナウシカ』のモデル②カッパドキア(トルコ)
トルコのほぼ中央に位置するカッパドキアは、トルコのほぼ中央、アナトリア高原に位置するエリアのこと。
別名「ピジョン・バレー(鳩の谷)」とも呼ばれ、昔は壁に穴を開けて鳩の巣を作り、カッパドキアで多くの鳩を飼っていたそうです*
カッパドキアのギョレメ国立公園には、今でも鳩の群れがたくさん集まり、風の谷をリアルにイメージすることができます♡*
カッパドキアもフンザ村と同じく、『風の谷のナウシカ』のモデル地として有力視されている場所です!
『風の谷のナウシカ』のモデル③イルーシャ村(アルゼンチン)
アルゼンチンにあるイルーシャ村は、周囲をウマワカ渓谷の岩山に囲まれた、山あいの小さな村。
ウマワカ渓谷は世界遺産に登録されており、南米のグランドキャニオンとも呼ばれるほどの雄大な景色が魅力的な場所です**
イルーシャ村の、山に囲まれて集落に家が集まっている風景が『風の谷のナウシカ』に出てくる風の谷のようだといわれています!
イルーシャ村には展望台があるのですが、その展望台から見渡すと、さらに『風の谷のナウシカ』の世界を感じられるようです♡
『風の谷のナウシカ』のモデル④シュワージュ(ウクライナ)
『風の谷のナウシカ』に出てくる腐海は、ウクライナにある「シュワージュ=腐海」がモデル!
シュワージュは、アゾフ海の西岸に広がる干潟。
水深が1番深い場所でも3.5mほどしかないため、夏になると熱せられた海水が異臭を放つことから「シュワージュ=腐海」と呼ばれるようになりました*
シュワージュは、海藻の繁殖の時期になると海が赤く染まります!
この光景が、王蟲の目の色に似ているともいわれているんです。