人生100年時代、老後破産は他人事ではありません。
今回は老後破産のエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

多額の保険金が入り小金持ちになった祖母

3年ほど前に亡くなった祖母の事です。
一人暮らしの祖母は、毎日ヘルパーさんが訪問介護で来てくれながら、自分のお城のような家で自由きままに暮していました。

祖母の娘(私の母)が1997年に病気で亡くなった際、母にかけられていた多額の保険金が祖母に入り、銀行が訪問してくれるような小金持ちとなった祖母でした。

しかし、母が亡くなってから、今まで持ったことのないようなお金が舞い込んできて嬉しくなったのか、興奮したのかわかりませんが、妹の義理の両親を海外旅行に案内したり、高額な金銀、宝石、同じような形の多数の靴、服、ヘルパーさんにプレゼントするためのマンゴーなどの果物,化粧品、本など、あらゆるものを購入する為に、2018年までにほとんどの貯金を使い果たしてしまいました。