手越の同番組への思い入れは強く、今年3月にインタビューで「番組に恩返しをしたいので『イッテQ』ならギャラ0円で出ます」などと番組復帰を熱望。『イッテQ』で共演していた宮川大輔とYouTubeでコラボしない理由についても「大輔さんと次にもし一緒に番組をやるときは『イッテQ』と決めているので」と説明し、現在も『イッテQ』ファミリーのグループLINEに入っているとも明かした。しかし、現在に至るまで手越が番組復帰できそうな気配はなく、「ギャラ0円で出る」発言への日テレからの反応もない。

 手越についても、みやぞんと同じくスタッフから愛されていたとの声が業界内で多くあり、共演者との絆も強かった。みやぞんとの大きな違いは「円満退所でなかった」ということで、当時はテレビ局が旧ジャニーズ事務所に過剰な「忖度」をしていた時期でもあり、降板は不可避だったのだろう。また、忖度抜きにしても事務所から飛び出すような格好になったことで「業界の仁義に反した」という印象が強まり、先述した手越のラブコールが日テレにスルーされる要因の一つになったともみられる。

 退所と同時に地上波テレビから消えてしまった手越に対し、みやぞんは退所後も『イッテQ』をはじめとした番組で活躍を続けそうで、同じ独立でも大きな差が生まれてしまったようだ。