芸能界においては、事務所退所に伴って、出演していた番組を降板することが多い。「事務所の力で得た仕事は退所したら手放すべき」という不文律があるためで、最近は円満独立であれば継続する場合もあるが、降板となるケースが目立つのが実情だ。

 みやぞんに関しては、ブレイクのきっかけとなった『世界の果てまでイッテQ!』を降板するとなれば残念がるファンが多そうだが、どうやら出演継続の可能性が高いようで、6日付の「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)は「現時点で(イッテQの)今後について変更はありません」とする局関係者の証言を掲載。別のメディアでも「出演し続ける方向で各方面が調整している」と報じられており、その理由として「スタッフから愛されている人柄」がテレビ局上層部に認められたことや、これまでの功績を評価した事務所の後押しがあったとされている。

 みやぞんは自身のX(旧Twitter)で、退所について「浅井企画の皆さんへは感謝の気持ちでいっぱいです!幼馴染みのあらぽんとはこれからも親友です!ファンの皆さん、これからもあらぽんと僕を応援よろしくお願いいたします!」と報告。この文面からも「完全円満退所」であることがうかがえ、それが異例の「イッテQ出演継続」で調整が進められる状況につながった可能性がありそうだ。

 これを受けて、ネット上では手越祐也のケースと比較する声が相次いだ。手越は2007年の番組初期から『イッテQ』にレギュラー出演し、アイドルらしからぬ身体を張った過酷ロケに挑戦する姿が視聴者に好評だったが、2020年に旧ジャニーズ事務所から独立したことに伴って降板となった。