さらに、決議案では異例の一文もあった。与儀氏のSNSに「議員なので大麻事業はじめました」「デリヘル事業もやります」「マリファナ吸ってる時のおれです」などといった不穏な投稿があり、これについて「所轄の朝霞警察署も大きな関心を持っている」と指摘されているのだ。現役議員に対して、市議会が「警察が関心を持っている」という言葉を使うのは前代未聞だろう。
さらに、与儀氏は行政視察についてSNSで「志木市議会の行政視察がゴミ」「なんで直接行く必要がある?」などと主張したこともあり、決議案では「こうした度重なる発信により、多くのクレームが入っており、これにより、志木市議会事務局の業務に著しい支障を及ぼし、志木市議会に対する信頼も失わせるといった迷惑行為と言わざるを得ない」として、強く辞職を求めている。ただ、決議に法的拘束力はなく、与儀氏は12日付の東京新聞で「市議は辞めずに議員報酬を全額、福祉事業など自治体の手の届かない部分に使っていきたい」との意思を表明している。
与儀氏はもともと破天荒な言動で知られているので「通常運転」ともいえるのだが、おかもとさんに対してはネット上で「他人事ながら、メンタルが弱いみたいなので過激な言動の方との結婚は少し心配」「子連れのスピード婚って聞くと若干不安になってしまう」といった心配の声もある。いずれにしても、辞職勧告決議案が提出された与儀氏の周辺は、新婚早々騒がしいことになるのは間違いなさそうだ。