週末に迫った漫才頂上決戦『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)。今回で19回目となるが、2001年のスタート以来、さまざまなドラマを生み出してきた。

 今回は、そんな『M-1』の歴史を眺めながら、各大会の象徴的な“事件”を振り返ってみたい。

■2001年 第1回大会

トップバッターで登場した吉本興業の雄・中川家がファーストラウンド最高の829点を叩き出し、そのまま最終決戦へ。その後、9組目まで500~700点台が続き、10組目のハリガネロックが809点で対抗馬に名乗りを上げた。

当時の最終決戦は2組の直接対決。中川家が6-1で制し、初代王者に輝いた。