危機管理能力がない・欠如している人の特徴7
【いい結果しか考えられない】
危機管理能力がない人の7つ目の特徴は、いい結果しか考えられないことです。
このタイプは、「この企画を進めていけば、必ずこれぐらいの利益になる!」「この期日に間に合えば、後は放ったらかしで何とかなるだろう!」など、物事の考え方や捉え方が楽観的なのが特徴です。
万一起こり得るトラブルを想定せず、勢いだけで物事を進めてしまうのは、残念ながら危機管理能力が低いと言えます。
と言うのは、物事にはすべて表と裏があり、いいことも悪いことも必ず起こるものだからです。どんどん前進できるのは美点ではありますが、大きなトラブルが起こった場合、他の要因の責任にしてしまうのだけは避けましょう。
物事の捉え方にもよりますが、少なくとも最低限のリスク回避は考えておくべきなのです。その物事がいい悪いの意味で考えるのではなく、リスクが高いか低いの意味で考えるようにしましょう。
危機管理能力がない・欠如している人の特徴8
【自分のキャパシティを超えている】
危機管理能力がない人の8つ目の特徴は、自分のキャパシティ(許容量)を超えてしまっていることです。
残業や徹夜続きで、本来自分が発揮できるはずの能力が出せないと、普段は見過ごさないであろうトラブルをスルーしてしまうことがあります。
その場合、元々危機管理能力がないという意味とは異なりますが、危機管理能力が低いと言わざるを得ない状態になっていると言えます。
1日あたりで効率的に仕事をこなせる時間は限られています。
長時間労働は危機管理能力だけでなく、物事の判断能力も奪ってしまい、あっさりキャパシティを超えてしまいます。
健康管理もできなくなり、トラブルだけではなく、病気も引き寄せてしまい、自分で自分の首を絞める結果になり得るのです。
危機管理能力がない・欠如している人の特徴9
【物事を曖昧なままにしておく】
危機管理能力がない人の9つ目の特徴は、物事を曖昧なままにしておくことです。
ダイエットを始めても三日坊主で終わる、ソーシャルゲームに際限なく課金していく、クレジットカードでの買い物代金の支払いが遅れるなど、せっかく取り組み始めたのに、「ま、いっか」で終わらせていることが多いのです。
この場合、「危機管理能力が低い」は、「自己管理能力が低い」と同じ意味になります。
「ま、いっか」で済ませることで、後々にトラブルが大きくなって、対処できなくなることもあり得ます。そして、「ま、いっか」の数が多いほど、仕事でも生活でも、まわりの信用を失っていきます。
物事を曖昧なままにしておかないようにするには、それに取り組み始めた目標や真意を、今一度確認するといいでしょう。それがわかれば、重い腰も上がるようになると思います。
では、ここから危機管理能力を向上させる方法についてお話していきます。
危機管理能力を高めると、仕事やテストの準備に集中的に取り組むのにも役立つでしょう。