紅葉が最高潮の北海道函館市。短期移住中の筆者が、人気観光スポットである五稜郭公園を堪能してまいりました!
■五稜郭公園とは?
先日ご紹介した「五稜郭タワー」から、その見事な五角形を見せてくれた、特別史跡・五稜郭公園。
時代が明治に移り変わるころ、旧幕府軍と新政府軍の間で勃発した戊辰戦争における「箱館戦争」、最後の砦となった場所です。
もともとは、江戸幕府が開港にともない築造したもので、函館山の麓にあった「奉行所」の移転先とされた城郭。
敷地内は水掘りで囲まれた五芒星。中世ヨーロッパの城塞都市を参考に設計された作りなのだそう。
■橋を渡って歴史の舞台へ
お堀の内側だけで東京ドームの約3倍もあるという五稜郭公園。見た目にもかなりの広さがあり、開放感抜群です!
公園内には貸ボートやカフェスペースなど、散策以外にも楽しめる場所がたくさんありますが、やはり目指したいのは復元された「箱館奉行所」(函館は明治2年まで「箱館」表記でした)。
公園内に入ってほどなくすると二の橋が出現。
綺麗な景色を堪能しながら渡りきると、奉行所への門へ到着。
門に入って、とりわけひらけた場所に「箱館奉行所」があります。
現在建っている建物は、明治4年に解体された元の奉行所を、可能な限りの当時の材料や工法で1/3復元したもの。まさに歴史の転換期となった場所…心なしか気持ちがシャキっとする想いです。