またポストは、須藤被告が結婚前に複数の高級クラブに登録し、デリヘルで働いていたこと、AVに出演していたことを冒陳で明らかになったことを報じている。AVのトップ男優で、須藤と共演したしみけん(45)にインタビューしている。

 事前に書いてきた面接シートには、出演動機を「お金」と書いていたこと。群を抜いて奇麗なスタイルで、尻から腰にかけてのくびれがスキージャンプ台みたいだったと話している。

 カネに執着するタイプの女性であることは間違いないのだろう。

 だが、逮捕から初公判まで3年以上。罪を認めないから保釈されない。そんな拘禁状態を“耐え抜いた”須藤被告の精神力は並大抵のものではない。

 早々に完全犯罪だから証拠はないと弱味をさらけ出した検察との命がけの勝負は、第1ラウンドは須藤側のやや優勢で始まった。

 さて、今週の最後は自民党の総裁選。小泉進次郎がぶっちぎりかと思われていたが、私の読み通りに、候補者討論会に出れば出るほど進次郎の株は下がっていった。

 現時点では3すくみのようだ。

「自民党総裁選(27日投開票)を巡り、日本経済新聞社は国会議員の支持動向を調査した。13~15日の世論調査から試算した党員・党友票と合わせると、小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障相が競り合っている。このうち上位2人が決選投票で争う可能性が高い」(日経新聞ネット版9月20日 5:00)

 小泉の目玉政策であった「解雇規制の見直し」も、企業の安易なクビ切を助長すると批判が高まると一転、「解雇をしやすい制度を作るというのは全く違う」と軌道修正してしまった。

 また、総理になれば、内閣支持率が高いうちに「早期に衆院を解散する」というのも、「与野党の国会論議をせず、国民に判断材料を与えずに解散するのは無茶だ」という記者からの異論が出て、候補者の中からも批判されると、ムキになって反論した。

 だが、文春によると、2010年、民主党の菅直人内閣をこうブログで批判していたという。