オヤジができなかった「悪法」を、子どもが継いでやるというのである。冗談は顔だけにしろ!

 その上、総理になったらすぐ解散するという発言で、他の候補からも異論が噴出。テレビや街頭に出て話せば話すほど、底の浅さが透けて見え、悲しいほど器ではないということを、自分で立証しているのである。

 新潮によれば、小泉進次郎には東京・港区にある「アンティル」というPR会社が付いているそうだし、公設第一秘書には三菱商事にいてマーケティングをしていた干場香名子がいるそうだが、PRの限界であろう。いくら有能なPRマンを揃えても、素材が悪くては光を放たないのだ。

 小泉進次郎と仕事をしたことがある政府関係者は新潮でこう語っている。

「政治家として本当に必要な資質とは、複雑な問題を総合的に判断し、的確に判断を下していく能力です。彼はそういうことは丸っきりできない方。政治家として不可欠な資質に著しく問題を抱えている、と私は確信しています」

 かつて、総裁候補で、ここまでいわれた人間がいただろうか。単なる貶しているのではなく、資質に問題が多いにありというのだ。

 さらにこの人物はこういっている。

「こちらが一生懸命説明しても、何も理解してもらえない、という感覚があるのです。他の議員の先生方とは明らかに様子が異なっていた。理解してもらっている感触、反応が得られないのです。理解することに関心がないのか、とさえ思ったこともあります」

 ここまでいわれるというのは、よほどの何か、欠落したものがあると思うしかない。

 こうした人間をリーダーにすれば、国民のいうことなどに耳を傾けない専制君主を頂くことになる。

 各メディアの世論調査では、じりじり小泉進次郎の支持率が落ちてきているが、それは、思っていた以上に「器ではない」という国民の率直な声であろう。

 文春では、小泉進次郎の妻の滝川クリステルの「男関係」を追いかけているが、今は2児の母。それで浮気をしていたら、夫の小泉進次郎と共に奈落に堕ちるが、賢い彼女だから、今そんなことが判明するようなバカなことをするとは思えない。