カードローンの負担を少しでも減らそうと、繰り上げ返済を検討される方は少なくありません。繰り上げ返済は、借り手の負担を減らせる有用な仕組みです。ただし繰り上げ返済には注意点やリスクもあるので、ここで確認しておきましょう。

カードローンの繰り上げ返済の概要

繰り上げ返済については、「なんとなく知っている」「聞いたことはある」という方が多いと思いますが、実際詳しく知らない方が多いのではないでしょうか。まずはじめに、カードローンの返済方法と繰り上げ返済について詳しく説明します。

カードローンの返済方法

カードローンの返済方法には、「約定返済」と「臨時返済」があります。

約定返済とは、決められた金額を決められた期日に返済する方法を指します。例えば「毎月20日に1万円返済する」といったものです。

一方で臨時返済とは、約定返済とは別に期日や金額に関わらず返済する方法を指します。

臨時返済には「繰り上げ返済」と「一括返済」がある

約定返済とは別に臨時で返済する臨時返済には、「繰上げ返済」と「一括返済」があります。

「繰り上げ返済」とは、借り手が自由に決めた金額を任意のタイミングで返済する方法です。カードローン事業を行っているほとんどの金融機関や貸金業者は、繰り上げ返済に対応しています。

「一括返済」は、任意のタイミングで借入残高の全額を返済する方法です。早期に元本の返済が完了するため、利息軽減効果が最も高くなります。

カードローンを繰り上げ返済するメリット

繰り上げ返済には、以下の5つのメリットがあります。

メリット①:返済期間が短くなる

カードローンの繰り上げ返済をすると、返済期間が短くなります。約定返済で支払う予定だった金額が支払われることで、その支払いに必要だった期間が短縮されるからです。返済期間が短縮された分、カードローンの支払いが早く完了します。

メリット②:利息が減る

カードローンを利用すると借入金額に応じた利息を支払わなければなりませんが、繰り上げ返済をすると利息を減らすことができます。なぜなら、返済期間を短縮できるからです。

カードローンの利息は、以下の計算式で求めます。

利息額=借入金額×実質年率÷365日×借入日数

借入日数が短くなればなるほど、利息額は減ることがわかります。

メリット③:返済総額が減る

繰り上げ返済によって利息額が減るということは、約定返済で支払う予定だった返済総額も減ることを意味します。借り手の実質的な負担が減るので、返済は楽になるでしょう。

メリット④:借入限度額に余裕ができる

カードローンは、借入限度額の範囲内であればいくらでも借りられます。したがって繰り上げ返済をすると、借入限度額に余裕が生まれて利用できる金額が増えるのです。

繰り上げ返済を積極的に行うことで、急な支払いが必要なときにカードローンで対応できるようになります。

メリット⑤:精神的な余裕ができる

借り手は、借入金の返済によって心に余裕がなくなることがあります。繰り上げ返済によって返済期間が短縮され、返済金額も減少すれば精神的な余裕が生まれるでしょう。

カードローンの繰り上げ返済のデメリット

(写真=PIXTA)

繰り上げ返済には多くのメリットがありますが、気をつけるべき点は以下2点です。

返済負担が増える

繰り上げ返済は、予定よりも早く借入金を返済することです。長期的に見ると返済総額は減りますが、短期的には返済の負担が増えます。

少しでも早く完済しようと繰り上げ返済を無理に続けていくと、家計を圧迫しかねません。

借入の返済とは別に重要な支払いをしなければならないこともあるので、繰り上げ返済は他に必要な支払いがないかを確認した上で行ってください。繰り上げ返済は、資金的にゆとりがあるときに無理のない範囲で行うのがベストです。

手数料がかかることがある

貸金業者や金融機関、利用するATMなどで異なりますが、繰り上げ返済をするときに手数料がかかることがあります。

そのため繰り上げ返済を繰り返すと、支払う手数料が増えかねません。繰り上げ返済をする前に、手数料の有無や手数料が低い返済方法などを確認しておきましょう。

カードローンの繰り上げ返済をする方法

カードローンの繰り上げ返済の方法は、貸金業者や金融機関によって異なります。

一般的な方法は、以下の2つです。

1. コンビニや銀行などの提携ATMから返済する
2. 振込で返済する

事前に、利用しているカードローンと提携しているATMや振込先口座を確認しておきましょう。振込で返済する場合、振込手数料は借り手の負担になることに注意してください。

貸金業者や金融機関によっては、インターネットバンキングで送金できるところもあります。

カードローンの繰り上げ返済をするときの注意点

カードローンの繰り上げ返済をする際は、以下の2点に注意しましょう。

注意点①:返済可能な単位を把握しておく

返済可能な単位は貸金業者や金融機関、返済方法によって異なります。

例えば、楽天銀行スーパーローンは提携ATMからの返済が1,000円単位ですが、インターネットバンキングからは1円単位で返済できます。

設定されている単位によって希望する金額を返済できるかどうかが決まるので、あらかじめ確認しておきましょう。

注意点②:毎月の返済額は変わらない

カードローンの繰り上げ返済を行っても毎月の約定返済の金額は変わらず、返済期間が短縮されるのが一般的です。

特に注意したいのは、繰り上げ返済をした翌月の約定返済です。繰り上げ返済をすることで、翌月の返済がなくなると勘違いする方がいます。しかし、繰り上げ返済をしても約定返済に変更はないので、それまでと同じように対応しなければなりません。

カードローンの繰り上げ返済シミュレーション

カードローンの繰り上げ返済をした場合のシミュレーションをしてみましょう。

ここで利用するのは、暮らしに身近な金融に関する広報活動を行っている金融広報中央委員会のWebサイト「知るぽると」のシミュレーションです。

以下の条件でシミュレーションを行います。

・借入額:300万円
- 返済期間:5年(60ヵ月)
- 返済済み期間:1年(12ヵ月)
- 残り返済期間:4年(48ヵ月)
- 借入残高:251万3,191円
- 借入金利:10%
- 繰り上げ返済額:30万円

繰り上げ返済を行うと、以下のようになります。

・借入残高:217万393円
- 残り返済期間:3年6ヵ月(42ヵ月)
- 減少した利息額:13万2,492円

30万円の繰り上げ返済で返済期間が6ヵ月短くなり、約13万円の利息を減らすことができました。繰り上げ返済の効果を実感いただけたのではないでしょうか。

カードローンの繰り上げ返済は無理のない範囲で!

カードローンの繰り上げ返済は、シミュレーション結果のような効果やメリットがあります。繰り上げ返済に積極的に取り組むことは、経済合理性に適った行動といえるでしょう。

とはいえ、目の前の生活の安定も重要です。生活が苦しい中で繰り上げ返済をしても、精神的に辛くなるだけです。繰り上げ返済は、臨時収入やボーナスが入って生活資金にゆとりができたときに行うのがおすすめです。

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文・魚住剛司
大学卒業後、大手生命保険会社に入社。個人への保険営業と資産運用コンサルティング業務に従事し金融・資産運用の基礎を学ぶ。1年間でお金や投資についての本を100冊以上読破し、資産を10倍以上に増やす。その経験を活かして初心者向けの資産運用方法など、お金についての情報発信を開始。現在は、金融専門のライターとして活動している。FP2級を保有。

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