バスの中でできるゲームのポイント
①ちょっとした暇つぶしができること
バス旅行といえば大人でも何だかワクワクしますよね。レクリエーションを楽しんで過ごすと、ちょっとした暇つぶしにもなり、移動中も楽しい旅行になり、あっという間に到着することができます。まだかな?と思う時間があるとどうしても退屈に感じてしましますよね。
幼児や小学生などはバス酔いしやすい子も多いので、ゲームで気分転換にもなりますね。ぜひ、みんなが盛り上がる、面白いレクリエーション企画を用意しましょう!
②簡単にできるものを選ぶ
バスレクリエーションの基本は、簡単に行えるゲームを選ぶことです。ルールは簡単で参加者がすぐに覚えられるものを用意しましょう。複雑なゲームだと、ルールを覚えられず参加者が楽しみにくくなります。また、時間がかかるものや、誰かを不快にさせる恐れがあるゲームはやめておきましょう。
そして、バスが走行している時に立ち上がったりすることは危険です。レクリエーションを楽しむ為には、バスでゲームをするにあたっての約束事を乗客の方々と共に再確認を必ずしてください。小さい子どもたちは、楽しくて立ってしまったりすることもあるので、十分に配慮して楽しく進めていけるようにしましょう。
色んな道具を使うのではなく、コンパクトにまとまるものや、スケッチブックとペンなどでできる簡単なものにすると、企画もスムーズに進むので手荷物も増えることなく楽しめます。ゲームはみんなが暇だと感じることなく面白い!と感じてもらえるよう、参加者の年齢や特徴にあった盛り上がるレクリエーションを選びましょう!
バスの中でできるゲーム(小学生編)
①ジェスチャー当てゲーム
ジェスチャー当てゲームとは、生き物の鳴き声や動きで何を表しているのかを当てるゲームです。これは恥ずかしがらずに少し大げさに特徴的な動きをすると盛り上がるので、先生方大人でも十分面白いです。小学生でも高学年になってくると、難しいヒントから出していくのも多少の暇つぶしになるのでぜひ、試してみてください。
②逆さ言葉当てゲーム
逆さ言葉当てゲームとは、言葉を反対から読んで、普通に読んだときの文字を当てるゲームです。例えば、「いせとっお(オットセイ)」「ごちい(いちご)」などの簡単なものから初めて、「るいほみるあ(アルミホイル)」「んぱばそきや(やきそばパン)」など、小学生でも答えられるような問題を選んでおきましょう。
お題は念のために、簡単なものから難しいものまで、多めに用意しておきましょう。盛り上がるときは、少し長めに時間を取るのも、ちょっとした暇つぶしになりますね。臨機応変にその場面で長めにしたり、早く切り上げたりと、使い分けるとうまく進められるのでおすすめです。
③インタビューをしよう!
こちらも名前やお昼休みにする好きなこと、給食で一番好きな食べ物、一番嫌いな食べ物、おうちで飼ってみたい動物、大好きなお菓子、得意なこと、苦手な事などたくさんの質問を用意しておき、ランダムにインタビュー形式で質問をしていきましょう。
質問の内容としては、小学生らしい学校にまつわる質問が多いと盛り上がるでしょう。答えを考えやすいので色んな回答が聞けて面白いです。答え終わったときの盛り上がるコメントも、少し考えておくともっといいですね。
バスの中でできるゲーム(中学生編)
①名前並べ替えゲーム
名前並べ替えゲームは、逆さ言葉当てゲームの難易度を上げたもので、名前の文字を全てバラバラにして問題を出し、答えを考えるゲームです。中学生になると多少難しい問題でも解けるので、名前が長めのものを選ぶといいですね。その他にもクラスメイトの名前や先生の名前を使うのも、盛り上がるのでぜひ試してみてください。
例えば「とんむてうし(てんとうむし)」や、「さまおわりん(おまわりさん)」などの言葉や、人名だと「はだまなやこ(やまだ はなこ)」など、難易度も高いので暇つぶしにもなります。中学生だけでなく、高校生や大人向けバスレクリエーションとしても幅広く使うことができます!
②早口言葉ゲーム
早口言葉は、成功しても、失敗しても笑いあえて盛り上がるというメリットばかりのゲームです。みんなが知っている簡単なものから、ちょっと練習が必要な難しいものまであるので、隣の方と練習しあうのも交流につながりますね。
例として、「生麦生米生卵」「隣の客はよく柿食う客だ」の定番のものから、「ブラジル人の ミラクルビラ配り」「野田だな 野田だな 野田なのだな」など、難易度も少しずつ上げていきましょう。少し難しくなってくると、「生なまず生なまこ生なめこ」「抜きにくい釘 引き抜きにくい釘 釘抜きで抜く釘」などもあります。
③なぞなぞゲーム
かんき出版アタマがめざめる!なぞなぞ脳活
なぞなぞゲームは、図書館にあるなぞなぞの本や、ネットを参考にして年齢に応じたなぞなぞを出していきます。中学生のなぞなぞは、大人でも頭をひねって考えるものが多いので、楽しくやるには、小学生の高学年用のなぞなぞ本でも、十分に楽しむことが出来ます!答えが間違っている場合は、「違います」とだけ答えましょう。
もし難しいようであれば簡単なヒントを出すと、スムーズに次の問題に進めます。バスレクリエーション以外でも活用する場はたくさんあります。なぞなぞ集は、ネットでも販売していますので、ぜひ上記を参考にしてくださいね。一冊持っておくとちょっとした暇つぶしにもいいですね。
バスの中でできるゲーム(高校生編)
①口パク伝言ゲーム
口パク伝言ゲームとは、縦の列を1つのチームとし、一つのお題を前の人から順に、後ろの人へ口パクで伝えていくというゲームです。声は一切出してはいけません。一番後ろの人に伝わったことを確認して、それぞれのチームごとに発表してもらいましょう。最初の人には、紙に書いた文字を見せると、スムーズに始められます。
②心理テスト
今でも中学生、高校生に大人気の心理テスト。みんながどんな心理をしているのか、答えを教えあうのも楽しいですよね。これはゲームではありませんが、考えるので暇つぶしにも最適です。
面白い答えが出るので、インタビュー方式にしても盛り上がりますね。恋愛に関するものから、性格診断など幅広くあるので、高校生でも楽しめる色々な心理テストを、ピックアップしてみましょう!修学旅行の場合は旅行中の部屋でやるのもいいですね。
③似顔絵リレー
まず紙とペンを用意しましょう。縦の列を1チームとし、お題の似顔絵やキャラクターなどを描いていきます。目や鼻、輪郭、眉毛など顔の一部位ずつ書き足していきましょう。みんな共通してわかるお題だとみんな、楽しく参加できます。担任の先生や、校長先生、キャラクターも人気のものを選んでみましょう。
最後の人が描き終えて、一番似ている似顔絵を選別するのも楽しいですね。きっと、面白い絵が出来上がるので、高校生~大人でも十分に盛り上がることが出来るレクリエーションです。これで旅行の移動中も楽しく過ごせますね。